海外留学するなら現地で外国人男性と恋をしてみたい
こんな風に考えるのは全然おかしいことではありません。
異国の地で外国人とのロマンスに憧れてしまうのは、異国情緒の一種だと思われます。
森鴎外の小説「舞姫」にも外国人女性との恋が描かれていますし、わりと昔からある憧れなのかもしれませんね。
しかし!
男女の間には恋愛感情だけでなく、トラブルが発生することも。
特に恋愛のアプローチが違う海外では、文化の違いからトラブルになってしまう場合があります。
というわけでこの記事では、告白文化のない海外で起こりがちな男女間のトラブルと対処法をご紹介します。
海外で男性からいきなり彼女と認定されるトラブル
よくあるのが、男友達だと思っていた人にいつのまにか彼女だと認識されてしまうトラブル。
食事に誘われているうちに、いきなり彼の知人に彼女として紹介されてしまった!なんて人もいました。
実はあなたもその男性が好き、とかだったら全然いいんですけどね。
問題なのは、本当にただの男友達だと思ってたのに、いきなり彼女だなんて言われてしまったときです。
「気まずい」だけで済めばいいですが、後々の人間関係にヒビが入ること間違いなし!
なぜこんなトラブルが起こるのか?
というと、日本のカップル間で行われる愛の告白が海外にはないからです。
トラブルの原因:海外には告白の文化がない
日本では告白っていうと普通、愛の告白を指しますよね。
ところが海外の告白(confession)は、キリスト教徒が行う罪の告白や信仰宣言、あるいは警察に出頭して自白する、みたいな意味で使われます。
愛の告白という文脈で使われることはなく、何か重大な事実の告白を指すのです。
このことから分かるように、海外には愛の告白をする文化がありません。
つまり
「好きです。付き合ってください!」
「分かりました。付き合いましょう!」
みたいなシーン、海外ではありえません。
これは日本独特の文化!
じゃぁ海外ではどうやって愛を伝えるの?
海外では形式ばった感じではなく、態度で好意を伝えるのが主流です。
「なんだかよく食事や映画に誘われるなぁ」と思ったら、それは彼からのアプローチ。
ちなみに、「付き合う」を英語でいうときは「date」とか「go out with」を使って表現します。
例文
- I’m dating Tom.
私はトムと付き合っている - She used to go out with a tall guy.
彼女は背の高い男性と付き合っていた
こんな感じで、文字通り何度か2人でデートとかお出かけをしていたら、それはもう付き合っている状態なんです。
対処法:嫌なデートには行かない。ハッキリ断る!
思わぬトラブルを避けるには、その気もないのに男性の誘いに乗らないのが1番です。
告白されたわけでもないのに断るのは悪いなぁ
こんなことは考えないで大丈夫!!
むしろ思わせぶりな態度を取るほうがトラブルの種になって危険です。
しつこくアプローチしてくる人にはハッキリNOと言いましょう。
ここで覚えておいてほしいのが、日本式にやんわりと断っても通じないということ。
曖昧に笑って「も~、冗談やめてよ!」なんて言ったって説得力がないのです。
真顔でしっかりハッキリお断りするのが鉄則。
お断りの例文
- I don’t want to date you.
あなたとはデートしたくない - I don’t feel comfortable being asked those things.
デートとか申し込まれても困る
☝これは相当ハッキリ断っているのでさすがに食い下がられたりしないはず。
本当はこんな感じでズバッと断るのがいいのですが、どうしても心苦しかったら嘘でもいいので「彼氏がいるからデートできないの、ゴメンね!」とか言っておきましょう。
まとめ:海外で恋愛するなら文化を知っておこう
日本では草食男性なんていう言葉ができるくらい、恋愛に対して消極的な男性が一定数存在します。
そんな日本から海外に留学すると、男性が恋愛に積極的に感じられるかもしれません。
これに対し海外の女性は、イヤな相手からのアプローチをバッサリ切り捨てます。
そういう文化の国(特に欧米)ではこれが正解なのです。
日本人的には、グイグイ来られると断りにくい…みたいな感覚がありますよね。
ですが、「あんまりハッキリ断るのも悪いなぁ」なんて思っていると、いつのまにか男性から彼女と認定されてしまうかも!?
郷に入っては郷に従え。
恋愛も同じで、日本的な感覚はいったん封印して男女間の人間関係をマネジメントしましょう。
▼こんな記事もいかがですか?▼
コメントを残す この記事へのご意見・ご感想・ご質問などお気軽にどうぞ!