ヘアドネーション、最近わたしの周りではSNSで報告している友達が増えています。
日本でも認知度が高まって、だんだん広がってきているみたいですね。
わたしがヘアドネーションという活動を知ったのは、2011年のアメリカ留学中のことでした
ヘアドネーションの歴史
アメリカの団体Locks of Loveなどが行っていた活動で、日本では2009年にNPO法人Japan Hair Donation&Charityが活動を開始した。 (Wikipediaより)
アメリカのLocks of Loveの代表者は、ご自身も脱毛症で苦しんだ経験からヘアドネーションの団体を立ち上げたそうです。
公式サイトを見てみたところ、1997年から法人として活動しています。
日本でヘアドネーションが始まる12年も前ですね
アメリカの美容院でヘアドネーション体験
腰まで届くスーパーロングヘアになっていた留学中の冬休み。
さすがに髪を切ろうかと思って、ホストマザー行きつけの美容院にいきました。
わたしのレイヤーも入れていない、ボリューム満点のロングヘアを見た美容師さんが、こう聞いてきました。
「ヘアドネーションに必要な長さがあるから、髪を寄付してもいい?」
どうやらその美容院の方針で、長い髪はヘアドネーションしていたようです。
切った髪なんか勝手にしてくださいな
と思いつつ、日本では髪の毛の寄付なんて聞いたことがなかったわたし。
当時すでに日本でも始まってたんだけど、まだ認知度が低かったのね
アメリカは個人主義が突出しているようで、民間の支援は幅広いんだなぁって感心しました。
日本でヘアドネーションを体験
そして時は流れ2018年。わたしはまたロングヘアになっていました。
そういえばヘアドネーションって日本でもやってるのかな?
ふと、アメリカで経験したヘアドネーションを思い出してググってみると、Japan Hair Donation&Charity(JHD&C)という団体を見つけました。
日本でのヘアドネーションを最初に始めた団体ということで安心感があったので、ここに寄付することにしました。
いつもカットをお願いしている美容師さんに、ヘアドネーション用のカットにも対応してもらえるか聞いてOKだったので早速やってみました!
ヘアドネーションの手順
- ドナーシートに記入
- 髪が乾いた状態で6〜8房に束ねる
- ゴムで縛った1センチ上をカット
- 切った髪の毛を1つに束ねる
- レターパックに入れてポストに投函
ドネーションのためのカットが終わった時点ではざん切り頭です
そのあといつも通りのおしゃれカットをしてもらうのね!
↑カット直前、髪が乾いた状態で6〜8房に束ねている
髪の毛を入れるのはレターパックじゃなくてもいいんですが、ちゃんと届いたか追跡できるレターパックがおすすめです。
希望すれば、JHD&Cから「髪の毛を受け取りましたよ」っていうハガキを送ってもらえます。
とはいえ、ハガキ代・切手代と事務局の手間を少しでも減らすためにレターパックのほうがいいんじゃないかと思います。
ヘアドネーションは髪を染めてたり、パーマをかけていてもできます。詳細はJHD&Cの案内をチェックしてください。
まとめ:留学の影響は思わぬところに
正直、わたしは募金とか寄付とか、そういったものと無縁な人生を送っていました。
今でこそ日本でもヘアドネーションが広まっていますが、わたしは流行に疎いタイプ。
アメリカ留学中にあの美容院にいかなかったら今でもヘアドネーション活動なんて知らなかったんじゃないかと思います。
アメリカではごく普通に知られていることでも、日本で生きていたら知らないことって他にもたくさんあるし、その逆もまたあるはず。
異文化交流ってそういうこと
アメリカ留学することで、思ってもみなかった影響をたくさん受けました。
ヘアドネーションはそのうちの1つに過ぎませんが、わたしが経験したことが少しでも誰かの参考になったら嬉しいです。
美容室に行くのが面倒で気がつくとロングヘアになっちゃうんだよね~
それでいつもお団子頭なのね
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