交換留学したい!と思ったとき、気になるのは留学費用、お金のことですよね。
わたしの場合、アメリカ交換留学に1年間で160万円くらいかかりました。
田舎から上京して大学に通うだけで精一杯。そんなお金ないよ!
という人も多いかと思います。
実際、わたしもそうでした…
でも、ご安心ください!
日本には、海外に交換留学したい人を強力にバックアップしてくれる給付型の奨学金があるのです。
交換留学にはJASSOの海外留学支援制度(返済不要)
JASSO(日本学生支援機構)には、さまざまな奨学金のプログラムが用意されています。
大学間の交換留学制度を使ってアメリカに留学する場合は、協定派遣の奨学金を利用できます。
この奨学金の最大のメリットは給付型であること。
つまり返済不要!
社会人になってから月々の返済をする必要がなく、そのうえ留学経験はいつまでも履歴書に書ける。
これはめちゃくちゃすごいですよね。
「アメリカ留学経験がある」とアピールして、法律事務所から社内翻訳者に転職できちゃうんです。(詳しくはプロフィールにて)
後々の人生で役に立つ経験をお金もらってできるなんて、そうそうないですよ。
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アメリカ交換留学での給付型奨学金の支給額(月額)
アメリカへの交換留学の場合、毎月8万円または10万円を支給してもらえます。
ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、ワシントンD.Cのみ10万円。
そのほかの地域は8万円です(2019年1月現在)。
わたしの留学先はマサチューセッツ州だったので月額8万円でした。
交換留学は9月~5月の9ヶ月間なので、年収としては8万円×9ヶ月で72万円を給付していただきました。
結果として、交換留学にかかる費用の半分近くを補助してもらえたことになります。
田舎から上京して1人暮らしをしていたので、どっちみち100万円は生活費がかかっていたことでしょう。
なんなら留学期間中の生活費が楽になったくらいです。(ありがたい!)
そしてさらに、平成30年度から一定の家計基準を満たす人には16万円の渡航支援金がでるようになったそうです。
アメリカへの往復航空券代までいただけるなんてすごすぎる!
いいな~
JASSO給付型奨学金の申請方法
交換留学でJASSOの給付型奨学金を利用するには、在籍する大学を通じて奨学金の申請をする必要があります。
大学ごとに奨学生の選考プロセスは異なると思いますが、奨学金志望理由を盛り込んだ申請書を書くことは共通しています。
奨学金志望理由と申請書の書き方は「海外留学に返済不要・給付型奨学金を!志望理由の書き方と例文」という記事で詳しく解説しています。
ぜひ読んでみてね!
JASSO給付型奨学金を受け取るための資格・要件
JASSOの給付型奨学金を受け取れるのは、ざっくりいうと以下の要件を満たしている人です。
- 経済的に困難
- 交換留学生に選ばれる
- ビザを取得できそう
- 留学後に大学を卒業する
- いい成績をとってる
(GPA3.0あると安心)
具体的な条件は必ずJASSO公式ホームページで確認くださいね。
「経済的に困難」の基準は一概にはいえませんが、田舎から上京して奨学金を借りて大学に通っていたわたしは当てはまりました。
奨学金の給付を受けられることになった場合、留学期間中にちょっとした書類の提出をもとめられます☟
- 成果報告のレポート
- 在籍確認書
(留学先の事務局のサインが必要)
要するに「奨学金をもらっておいて大学も通わずに遊んだりなんかしてませんよ」っていう証明ですね。
ふつうに留学生活を送っていれば大丈夫ね
まとめ:給付型奨学金をもらうハードルは高くない!
交換留学なら留学先の学費を払わなくて済み、さらに給付型奨学金をうけるチャンスがあります。
さらにこのチャンス、真剣に海外留学を目指して日々勉強をしている人にとってはそこまでハードルが高くないのです。
文部科学省のデータによると、日本から海外への留学者数は2004年の8万2945人をピークに年々減少しているんだとか。
少子化が進んで若者が減っているのに、留学の意欲がある学生も減少傾向にある。
これは海外留学したい人にとっては絶好のチャンスだと思いませんか?
限られた奨学金の枠を奪いあうライバルが減っているんです。
奨学金を利用すれば、あなたが思っている以上に交換留学の費用は安くなりますよ。
海外留学中にもできるアルバイトもありますし、経済的な理由で諦めるのは早いかも!
交換留学、挑戦してみませんか?
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