海外留学したいけどお金のことが心配…
そんな人の力強い味方が奨学金です。
奨学金というと借金と思われる方もいますが、返済不要の給付型奨学金なら後々の負担になりません。
実際にわたしもアメリカに交換留学したとき、JASSOの給付型奨学金を月額8万円もらっていました。
この記事では、海外留学で奨学金をもらうための志望理由の書き方と例文をご紹介します。
奨学金の志望理由の書き方
②でもお金がない
③だから奨学金を志望します
奨学金をもらうには志望理由を書く必要があります。
志望理由っていわれても、お金がないからに決まってんじゃん!
と、いいたいところですが、そんな身もフタもないことは書いちゃいけませんよね(笑)。
王道の3ステップに沿った志望理由の書き方がおすすめよ
ここで重要なのが「①留学したい目的がある」です。
なぜなら、「②でもお金がない」と「③だから奨学金を志望します」は奨学金を申請する人はみんな同じだから!
なので、奨学金を申請する他のライバルと差をつけるには留学の目的がめちゃくちゃ重要なのです。
留学目的を戦略的に考える
そもそも留学の奨学金って何のためにあるの?
優秀な学生が経済的な理由で留学を諦めなくていいように用意されているのよ
「優秀な学生が学業に打ち込めないのは社会にとって損失である」という考えが奨学金制度の基盤にあります。
つまり、奨学金はあなたへの投資なのです。
では、あなたに投資をするかどうかの判断基準はなにか?というと、投資した後のメリットです。
あなたが奨学金をもらうことで、社会にどんなメリットがあるかを具体的に説明できれば、奨学金をもらえる可能性がグッと高まります。
社会へのメリットといっても難しく考える必要はありません。
- 将来どんな社会貢献ができるか?
- どういう仕事に就いて世の中の役に立つか?
いいかえると、あなたの「将来の目標」ですね。
あなたが留学に行くことで社会にどれだけ貢献できるか売り込みましょう!
留学する必要性を合理的に説明する
奨学金(投資)に対するリターンとしてアピールする将来の目標が決まったら、そのために留学する必要性を説明しましょう。
わざわざ留学しなくても叶えられる目標なら、奨学金は他の人に与えたほうがいいと思われてしまいます
絶対に留学しなければならない理由というと考えにくいですが、「将来の目標を達成するためには、留学することが合理的なんです!」と説明してあげればいいのです。
具体例:志望理由の書き方
あなたがキャビンアテンダント(CA)さんになりたい場合の具体例を、王道の3ステップに沿って考えてみます。
②でもお金がない
③だから奨学金を志望します
①留学したい目的がある
目標:
将来は日系航空会社のCAとして就職し、航空会社のサービスを向上させたい。
手段:
アメリカの大学で実践的な英語を学びたい。
実践的な英語を学ぶにはネイティブと実際に接する必要がある。
また、留学先の大学で観光マーケティングの授業を受け、航空会社のサービス向上に繋がる知識を身につけたい。
②でもお金がない
- 地方から上京して1人暮らしにお金がかかっている
- 両親がすでに定年退職しているため収入がない
- 留学中はできるバイトが少ないので収入が減る見込みである
など、経済状況の説明をします。
ここは家庭の事情を言える範囲で素直に書きましょう。収入と支出を具体的に書いたほうが危機感が伝わりやすいです。
(ちなみに、留学中にできるバイトもあります。▶アメリカ留学中の合法アルバイトとは?強制送還されない稼ぎ方!)
③だから奨学金を志望します
ここはあまり長く書く必要はありません。①と②に分量を割きましょう。
これはあくまで例だから、あなたの将来の目標に当てはめて考えてね
まとめ:海外留学に返済不要・給付型奨学金を!志望理由の書き方と例文
- あなたが留学に行くことで社会にどんなメリットがあるか
- 留学が目的を達成する合理的手段であると説明
この2つを意識しながら王道の3ステップにあてはめて書くことで、説得力のある志望理由になります。
将来の目標が具体的に決まっていなくても、今の段階でとりあえず決めてしまいましょう。途中で変わっても構いません。
大事なのはあなたが将来の目標をしっかり考えて、そのために留学をしようとしていると示すことです。
あなたの留学への熱意を存分にぶつけて、奨学金を申請しましょう!
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