海外のお店で荷物を置いて席取りはダメ、絶対。
この記事は、わたしがアメリカ留学中に、日本にいるときのノリでバッグを置いて席取りをしたらスタッフに怒られた話です。
めっちゃ怖かった…
あんたが悪いんでしょ!
荷物で席取りは日本だけ?
そもそも、日本でも荷物で席を取るのって意見が分かれるものです。
いくら日本の治安がいいからって、荷物から目を離して盗まれても自業自得ですし、あんまり同情もできません。
でも、カフェが混んでいるときに行くと、注文する前に店員さんから「お席の確保はお済みですか?」って聞かれたりもします。
日本では自分のコートや荷物で席を確保する行為が、ある程度は社会に受け入れられています。
店員さんから聞かれるくらい、荷物で場所取りって日本に根付いているってことでしょうか。
「日本の常識、世界の非常識」という言葉がありますが、荷物で席を確保する文化はまさにコレでしょう。
持ち主不在の荷物はテロを警戒される
前置きが長くなりましたが、わたしの実体験の話をします。
アメリカに交換留学してから3ヶ目の11月、いい加減マサチューセッツの寒さに耐えかねてコートを買うことにしました(留学の荷物を限界まで減らしたかったので冬用コートは現地購入)。
で、日本人グループで近くのショッピングモールまでお買い物に行くことに。
アメリカのモールは本当に広くてあちこち買い物をしつつ、お腹が減ったのでみんなでフードコートに行きました。
日本人グループで仲良くおしゃべりしながら、つい日本にいるときのノリでカバンを置いて席取りしてしまいました。
本当は誰か1人が残って荷物番をするべきだったわね
注文を済ませて席に戻ると、フードコートのスタッフの女性がすごい形相で駆け寄ってきて、まぁえらい怒られました。ハイ。
「持ち主が分からない荷物なんてテロかと思ったわ!」
アメリカでは、持ち主が不明の荷物のことをunattended bagと言います。
unattended bagには爆発物が潜んでいるかもしれないので駅や空港、ショッピングモールでは警戒される存在です。
場所を確保するために置いた荷物=unattended bag=テロ!?
これは日本人としては仰天な発想ですよね。
しかし、ここは日本じゃなくてアメリカ。
そういう風に思われても仕方なかったんです。
スタッフの女性にはみんなで謝りました。
あと、荷物が盗まれていなかったことはホントにラッキーでした。
まとめ:海外で荷物で場所取りしてたら盗まれる、だけじゃない
日本では荷物でお席の確保を促されることすらあります。
しかし、海外ではそんなのは通用しません。
あなたの大切な荷物が盗まれてしまうかもしれませんし、もっと最悪な可能性だって考えられます。
わたしがフードコートスタッフの女性に叱られたように、不審な荷物としてテロの嫌疑をかけられてしまうかもしれません。
薬物や盗品をあなたのかばんに忍ばせる悪質な犯罪者だっているかもしれません。
19歳の世間知らずな小娘だったわたし。
無事だったのはほんとーーーに運が良かっただけなんです。
海外で荷物を置いて席を確保するのは絶対にやめましょう!
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